ホーム > 知っておきたい発達障害メディア > 放課後等デイサービスでは何をする?「選ぶ・伝える・支払う」を楽しむお買い物活動

2026.08.18
学習・知識・ノウハウ
「放課後等デイサービスでは、子どもたちはどのように過ごすのだろう」と気になる保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。活動内容は事業所やお子さんによって異なり、遊びや創作、運動、外出など多様です。
ライズではこの夏、飲食店やスーパーマーケットでの買い物、室内のお店屋さん体験、商品を届ける活動などに取り組みました。今回は「選ぶ・伝える・支払う」という場面に注目し、お買い物活動の様子を紹介します。
放課後等デイサービスは、学校に通う障害のある子どもが、放課後や休業日に利用する福祉サービスです。一人ひとりの状況や希望を踏まえ、生活に必要な経験や交流、安心して過ごせる居場所を提供します。
こども家庭庁の「放課後等デイサービスガイドライン」でも、子どもが安全・安心に自分らしく過ごせることや、多様な遊び・体験・交流を通して育ちを支えることが示されています。
お買い物活動では、選ぶ、伝える、待つ、支払う、受け取るといった場面を経験します。すべてを一人で行うのではなく、参加しやすい部分から取り組みます。
活動の例: メニューや商品を見比べます。
関わり方の例: 写真や実物を見ながら選択肢を絞ります。
活動の例: 注文や希望を相手に知らせます。
関わり方の例: 指さし、短い言葉、注文カードなどを使います。
活動の例: 会計や商品の受け取りを待ちます。
関わり方の例: 次の流れや待つ場所を事前に確認します。
活動の例: 現金やセルフレジを扱います。
関わり方の例: 画面や金額を職員と一緒に確かめます。
活動の例: 商品やレシートを受け取ります。
関わり方の例: 持ち物を置く場所や手順を分かりやすくします。
取り組みやすい場面や必要な支え方は一人ひとり異なります。話すことに限らず、本人が使いやすい伝え方を選びます。
ライズでは、実際のお店での買い物と、室内で役割を体験する活動の両方を行っています。
港南台では、外出前に食べたいものを考え、飲食店のセルフレジで内容を一つずつ確認する活動がありました。蒔田駅前では、調理に使う材料をスーパーで購入し、買い物から調理、食事までを一続きの体験にしています。
やこう幸では、飲み物や食べたいものを選び、自動販売機や店頭で購入する活動を行いました。ししがやでも、普段の室内活動で扱った道具を実際のお店で使い、好みの商品を選ぶ機会がありました。
実際のお店には、音や人の動きなど室内とは異なる環境があります。一人ですべてを行うことを求めず、職員と確認する、手伝いを求めるなど、安心できる参加方法を選びます。
やこう幸では、店員役とお客さん役に分かれ、飲み物を注文して受け取るお店屋さん活動を行いました。川崎西口では、電話でのやり取りや代金の確認、商品の受け渡しを組み合わせた配達活動に取り組んでいます。
室内では手順を短く区切りやすく、注文する人、品物を用意する人、届ける人などから、興味に合う役割を選べます。
家庭での買い物も、最初から多くのことを任せる必要はありません。「一つ選ぶ」「レシートを受け取る」など、短い役割から始められます。
・出かける前に、買うものとお店での流れを確認する
・選択肢が多いときは、二つほどに絞って示す
・言葉、指さし、写真など、伝えやすい方法を用意する
・疲れや不安が見られたら、役割を減らしたり休んだりする
混雑や初めてのレジに負担を感じる場合もあります。買い物を練習と決めつけず、その日の体調や店内の状況に合わせます。
お買い物活動には、選ぶ、伝える、待つ、支払う、受け取るなど、日常に身近な場面が含まれています。ライズでは、子どもたちが自分に合った方法で関われるよう工夫しています。
大切なのは、すべてを一人でできることではありません。職員と一緒に確かめることや、必要なときに手伝いを受けることも含め、安心して参加できる方法を考えていきます。
放課後等デイサービスでは、子ども一人ひとりの状況や希望に合わせ、遊び、創作、運動、外出、生活に触れる活動などを行います。活動内容や一日の流れは事業所によって異なるため、見学時に実際の過ごし方や支援方針を確認することが大切です。
学校に就学していて、放課後や休業日に支援が必要と認められた障害のある子どもが対象です。診断の有無だけで一律に決まるものではなく、利用には自治体が交付する受給者証が必要です。詳しい条件や手続きは、お住まいの自治体の窓口へご確認ください。
買い物には、商品を選ぶ、希望を伝える、順番を待つ、支払う、受け取るなど、暮らしに身近な場面があります。ただし、買い物をすれば特定の力が必ず身につくわけではありません。本人が楽しめる範囲で、さまざまな方法を経験する機会として捉えます。
一人で買い物に行ける時期に、共通する年齢の基準はありません。道の安全、お店までの距離、支払い方法、困ったときに助けを求められるかなどを家庭で確認します。年齢だけで判断せず、最初は大人と一緒に短い手順から試す方法もあります。
ライズ児童デイサービスでは、見学や体験、ご利用に関するご相談を受け付けています。日々の活動やお子さんの過ごし方について知りたい方は、お問い合わせページからお気軽にご相談ください。

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